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2007年04月20日 (金) | Edit |
最後まで泣くまいと思って観てたのに抑えきれず
涙がポロポロこぼれてしまった。
自宅で見ていたのなら声をあげて泣いただろう。
映画館だからなんとかこらえられたけど。

最後まで苦しみながらも夫と息子に見守られ
息を引き取る母親のシーンが今も目に焼きついている。
大腸ガンで亡くなった自分の父親の姿がダブる。
あんまり書くとネタバレになってしまうのでもう書かないけど。

抗がん剤は体質が合わないと苦しむだけやもんね。
ガンだけでも痛いのに抗がん剤で正常な細胞も壊される
痛みと苦しみ。亡父もかなり苦しんだ。
手術を2回もしたけど結局2回目の手術が体力的に無理だった
みたいでそれが原因だろうと思うけどその後すぐに亡くなった。
もともと春までの命ですって医者から夏に言われていたけど。
私がもしガンになっても抗がん剤は止めてくれ、
余命があるなら隠さずに伝えてくれと店長に言ってある。
残り少ない命なら楽しいことだけしたいから。
入院なんて死ぬギリギリでいいのよ。
抗がん剤を打ってたらずっと入院してなくちゃいけないやん。
実際に抗がん剤を打ち始めた頃体力はどんどんなくなっていくのに
亡父はあちこち遊びに行きたがっていた。私たちの支えなしには
歩けないのに食欲もほとんどないのに美味しいものを食べたがった。
亡くなる日の明け方私は亡父が亡くなる夢を見た。
その直後に病院から電話が入って危篤だと告げられた。

そんなことを映画を観てたらまた思い出しちゃったよ。
「東京タワー」観ていて親って有難いな~ってつくづく思う。
人が亡くなるってホントにあっという間。
止められるものなら止めたかったよ。
自分の人生であんなに真剣に神や仏にお願いしたのは初めてだった。
人は自分のためだけではそんなに頑張れないのかもしれない。
守りたい者がいてこそ頑張れるのだろう。
映画を観て父を思い出せてうれしかった。
どんなに辛いことでもこれは私と父との懐かしい思い出なのだ。

プリンババロア