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2006年11月30日 (木) | Edit |
高校の修学旅行で東京の上野動物園まで
西山登志雄さんを訪ねて行った事がある。
その頃私も亡父も『ぼくの動物園日記』が大好きで
単行本を買って読んでいた。修学旅行で東京に行ける、
自由時間があると聞いてぜったい上野動物園に行き
西山さんに会おうと思っていた。
上野動物園にはパンダのカンカンとランランもいた。
私たちは夢中で園内をうろうろしてあの動物に対して
情熱的な西山さんに会えるのがうれしくてワクワク
しながら事務所のドアを叩いた。

西山さんは5人の私たち女子高生を前に少々堅いお話を始めた。
まじめに聞いてた私たちはテンションがだんだん低くなって
いくのがわかる。今思えばまじめな人だったんだろうな~と
思えるけど正直言ってその時はガッカリした。
まじめなお話は説教も混じっていたように思う。
なんとなく居心地悪くてモジモジする頃には堅いお話は終了した。
遠いところから訪ねてきてくれたからと言って彼はひとりひとりに
サインをしてくれた。
生徒手帳に描いてもらったカバの絵とサインは一生の宝物だ。
そんな青春の淡い思い出の中にいた西山登志雄さんが亡くなった。
『ぼくの動物園日記。』もう一度読みたくなったよ。
動物と心通わす西山さんにもう一度逢いたくなりました。